息がしづらいという症状は、のど、気管、肺、心臓、精神的な問題など様々な原因によって起こります。実際に息がしづらいときは生命にかかわることもあるので、速やかな処置が必要ですが、もし余裕があれば、まず、本当に「息がしにくい(できない)」のか、それとも「息がしにくい気がする」だけなのかを区別することが大事です。ゆっくり深呼吸すれば楽に息を吸ったり吐いたりすることができるならば、緊急の状態ではないと考えられますが、呼吸がうまくできない、ゼーゼー、あるいはヒューヒューといった音がする、さらに声もかれている、むせるなどの症状があるときは、空気の通り道が何らかの原因で狭くなっていることが疑われるので、急ぎ対応する必要があります。特に食事を摂れないほどの強い痛みをのどに感じる場合は、急性喉頭蓋炎や扁桃周囲膿瘍が疑われ、また、誰が聞いても分かる強い声がれが続く場合は、喉頭がんや下咽頭がんの可能性が疑われますので、至急受診する必要があります。