のどの違和感も耳鼻咽喉科に受診される頻度の高い症状の一つです。のどに何かがひっかかっている感じ、痰がこびりついている感じ、のどが狭くなった感じなど、違和感の感じ方は様々です。違和感の原因となりうる疾患も多数あり、咽喉頭(のど)の病気、鼻副鼻腔の病気、甲状腺の病気、頸部の病気、食道の病気など、体の一部分に異常を認める場合だけでなく、全身の病気(貧血、自律神経失調症、更年期障害、糖尿病、精神疾患など)の一症状としてのどに違和感を生じることがあります。頻度としては、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などによって生じる後鼻漏や、咽頭炎・喉頭炎といったのどの感染症、胃酸の逆流症状などが原因であることが多いですが、睡眠時無呼吸症候群が隠れていたり、喉頭がんや咽頭がんの初期症状であったりすることもありますので、耳鼻咽喉科での診察及び検査を受けられることが大切です。治療は、原因に対する投薬治療を行うことが原則ですが、慢性上咽頭炎の場合はBスポット療法が有効のことが多く、処置通院をお願いすることもあります。