かぜ(かぜ症候群)

       

 私達が呼吸する際の空気の通り道は気道と呼ばれ、上気道(鼻、咽頭、喉頭)と気管より先の下気道に大別されます。かぜ症候群とは、主にウイルス感染によって上気道に起こる急性炎症の総称で、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、のどの痛み、せき、たん、声がれなど多彩な症状が出現します。さらに発熱、頭痛、関節痛、腹部症状などの全身症状を伴うこともあります。かぜは自然経過で改善することが多いですが、副鼻腔炎、中耳炎、肺炎などに移行することもあります。
 かぜは、主に上気道の炎症であり、症状も耳、鼻、のどに関するものが多いため、耳鼻咽喉科が「かぜの専門科」といっても過言ではないでしょう。耳鼻咽喉科は、病気の広がりや程度を視覚的に確認したうえで診断ができることと、薬だけでなく、鼻やのどの処置、ネブライザーなどで患部を直接治療できることが強みです。

   

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