頭頸部がん

       

 頭頸部がんは、頭頸部(≒脳と眼を除いた首から上の部位)に生じるがんで、その部位によって鼻腔・副鼻腔がん、口腔がん、喉頭がん、唾液腺がん、咽頭がん(上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がん)、甲状腺がん、頸部食道がんに大別されます。がんが生じる部位によってさまざまな症状が生じますが、初期段階では明確な症状が現れにくかったり、リンパ節など周囲へ転移しやすかったりするため、診断された時点で進行がんの状態となっていることも少なくありません。リスク要因としては、喫煙や過度の飲酒が挙げられますが、中咽頭や上咽頭の一部のがんでは、ヒトパピローマウイルス(HPV)やEBウイルスといったウイルス感染も関与していることが近年注目されています。治療はがんの部位と進行度合い(病期)によって異なりますが、主に放射線治療、手術、抗がん剤治療の3つが中心となります。専門性の高い治療になりますので基幹病院で行われることが多いです。

   

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